オスグット・シュラッテル病
 

(1) どんな病気ですか?

 成長期の運動刺激が発病の原因となります。 男子の標準発育量は、12〜13歳にピークがある骨の発育が先行する為、筋肉は一時的に引き伸ばされた状態になります。 

 頸骨粗面部には骨端が出現し、これが頸骨本体と癒合し始める迄の10〜15歳の間がもっとも構造的に弱い時期でもある為と言われています。   

(2) どんな症状ですか?

 膝の全面で頸骨の骨突出部(頸骨粗面)の痛みを特徴とします。 ここは膝蓋靱帯が付着する部位で、大腿四頭筋の強力な牽引力が作用します。 病変が頸骨側にあり、膝蓋靱帯には問題が有りません。 この事が、治療をする上で大切なポイントであります。 スポーツ活動中の12〜13歳の男子に多く、頸骨粗面部の膨隆、圧痛、運動痛などがあります。

(3)治療法は?

  物理療法としては温熱療法、レーザー治療、鍼治療などが有りますが、特にレーザー治療はどんな治療よりも効果率が高く最近期待されている療法で、約2−3週間が治療の目安となっています。

 その他の治療としては、大腿四頭筋の緊張を和らげてやる事と、頸骨粗面にかかる牽引力を減弱する事があり、大腿四頭筋のストレッチングとシュラッテルバンドなども効果があります。